回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟 がスタートしました!!
■回復期リハビリテーション病棟とは?
リハビリテーションを専門とし、主に脳血管障害や骨折などの疾病により、機能訓練を必要とする患者様を対象として、医師・看護師・理学療法士・作業療法士等が社会復帰・在宅復帰を目的としたリハビリプログラムを共同して作成し、早期かつ集中的なリハビリを提供することによって、寝たきり防止と日常生活動作の復帰を図ることを目的とする病棟を言います。そのため、入院の対象となる疾患や、発病からの期間があらかじめ下記のように定められております。
■入院の対象となる方は?
①脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、
脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症等の発症又は手術後2ヶ月以内の状態
②大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節の骨折の発症又は手術後2ヶ月以内の状態
③外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後2ヶ月以内の状態
④大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後1ヶ月以内の状態
※廃用症候群とは病気やケガなどで安静な状態が長期間続くと、筋肉の萎縮や拘縮が進行し体力が低下します。
このような安静によって生じる進行性の症状を廃用症候群といいます。
■入院期間は?
上記の疾患により入院できる期間が60日~最長180日と定められています。この期間内で個々の状態にあわせたリハビリを実施し、患者様の機能が改善し、退院後の生活がおくれるめどがついたところで退院となります。